2010年04月10日

虫歯は削らなくちゃダメ?(6)

 前回同様、番組紹介から、少し横道にそれますが、左上顎第二大臼歯の治療の話を続けます。虫歯は削らなくちゃダメ?(4) 以降の経緯は次のとおりです。
2008年2月  C歯科で、根管治療を終えた左上顎第二大臼歯に仮歯を詰めて様子を見ることにする
2008年4月7日  2007年10月にB歯科で治療した右下顎小臼歯のインレーが取れたので、C歯科で、コンポジットレジンで充填する。 
2008年4月10日  C歯科で治療した右下顎小臼歯の歯茎が化膿して腫れたので、抗生物質を投与する 
2008年4月18日 D歯科で、左上顎第二大臼歯の仮歯を、コンポジットレジンで治療して欲しいとお願いするが断られる 
2008年6月10日  E歯科で、左上顎第二大臼歯の仮歯を、コンポジットレジンで治療する
2008年10月31日  E歯科で、コンポジットレジンが欠けたので修復する
2008年11月5日  右下顎小臼歯が(2008年4月治療分とは別の歯)欠けたので、F歯科で、充填する。
2008年11月17日  左上顎第二大臼歯のコンポジットレジン(E歯科で修復した部分)が欠けたので、F歯科で、整形する

●麻酔注射は必要なのか
 C歯科で、根管治療を終えた後、仮歯を詰め、2ヶ月ほどそのままにしてありました。それは、「根管治療した場合の成功率は50%以下」ということから、成功したかどうか確認したかったからです。その間、右下顎小臼歯のインレーが取れました。2007年10月にB歯科で治療した部分です。
 C歯科で、再度治療することにしました。二次う蝕が心配だったので、コンポジットレジンで充填することをお願いしたのですが、担当の先生からは、メタルインレーでの治療を勧められました。それで、MIの考えに基づくコンポジットレジン充填のコピーを見せて再度お願いをして、コンポジットレジン充填してもらうことになりました。
 そして、二次う蝕の心配がないように、しっかり虫歯の部分を削るためということで、歯茎の根本深く麻酔注射を打たれました。その結果、注射の針から菌が入り歯茎が化膿して腫れあがってしまいました。
 そこで、麻酔が本当に必要なのか疑問に思って調べてみました。
 すると、「元来、虫歯を削ること自体は痛くありません。麻酔の注射も不要です」「本当は、虫歯でなくその周囲の正常な部分を削るから痛いと表現するべきです。言い換えると、虫歯の部分だけを削って穴を詰めて治せば痛みはないのです」(虫歯の無痛修復療法)という意見もありました。
 とするならば、麻酔をせずに、患者が痛みを感じるかどうかを慎重に観察しながら、
削る方が、健康な歯の組織を残すためには、適しているといえるのではないでしょうか。その上で、削り残しがないかどうかを調べるのに、う蝕検知液というものがあるんですね。もちろん、場合によっては、麻酔が必要なこともあるでしょうが、いきなり麻酔をして根こそぎ削ってしまうというのは、ちょっと乱暴ではないでしょうか。
 う蝕検知液の使用例を示した動画はこちらに(吉田歯科診療室 デンタルメンテナンスクリニック

コンポジットレジンは保険が使えない
 結局、左上顎第二大臼歯の治療は他の歯科医に頼むことにしました。理由は、歯茎が化膿したことについて、誠意ある対応がなかったのと、コンポジットレジン充填があまり得意でないと感じられたからです。
 そこで、ネット情報で評判の良いとされているD歯科に治療をお願いすることにしました。診療の前に渡された用紙に、「保険を使ってコンポジットレジン充填して欲しい」と書いて提出しました。ただ、根管治療までした歯なので、果たしてコンポジットレジン充填が技術的に可能か疑問もありましたし、コンポジットレジン充填が二次う蝕予防に本当に効果的かどうかも、確信がもてなかったので、先生の意見を聞いたうえで決めるつもりでした。
 ところが、担当の先生は、こちらの希望に触れることなく、メタルのクラウンでの治療を始めようとするので、改めてこちらの希望を伝えました。すると、担当の先生は、コンポジットレジンには完全否定でした。それで、二次う蝕が心配なこと、そして、MIの考えに基づくコンポジットレジン充填によると、コンポジットレジン充填が予防に効果がありそうなので、できればコンポジットレジン充填で治療して欲しいとお願いしました。
 すると、担当の先生は、だんだん不機嫌になっていき、最後は、「コンポジットレジンでは治療しないことになっている。そんなにコンポジットレジンにしたければよそに行ってくれ」と言い、さらに、「診療費は払ってもらう」とのことでした。
 後で調べて分かったのですが、コンポジットレジンのクラウンの場合、保険が適用されるのは、「前歯・犬歯のみで、歯科医師が噛み合わせの力に耐えうると判断した場合に限り小臼歯まで可能」(歯チャンネル88)だそうです。「コンポジットレジンには保険は使えませんよ」と一言いってくれれば済んだんですけど……
 なお、D歯科でもらった領収書に不審な点があった(やってもいない診療費が請求されていた)ので、電話で文句を言っていたら、院長先生が出てきて、謝罪した上で、「診療費はお返しします」という申し出がありました。謝罪があったので、一応気が済んだので申し出は辞退しました。

 途中経過の説明が思ったより長くなったので、「保険が使えないはずなのに、なぜ保険を使って治療ができたのかの話」は、さらに次回に。
 ミラーページ
posted by maro at 01:56| Comment(7) | ためしてガッテン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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