2010年03月08日

長周期地震動

2010年3月7日(日)NHKスペシャル MEGAQUAKE 巨大地震 第3回「長周期地震動」
 
 1985年9月19日午前7時、メキシコシティを襲った巨大地震は、都心のビル1,000棟以上を破壊し、犠牲者約1万人に上る大災害をもたらした。規模はM8.1と巨大だが、震源は西400キロも離れた太平洋沿岸だった。このとき、都心部で奇妙な地震の揺れが記録された。揺れが3分余りも続いたのである。阪神大震災が約15秒程度だったのに比べ、格段に長いことが分かる。
 周期も、阪神大震災が1秒だったのに対して、メキシコ地震は2秒だった。つまりゆっくりした揺れがかなりの長時間続いたことになる。これが、長周期地震動だ。
 さらに、被害は14階建て前後のビルに集中しているという奇妙な事実も明らかとなった。
 その原因は、建物の高さと地震の周期の密接な関係にあった。模型実験によると、短周期では低い建物が激しく揺れるのに対し、長周期では逆になる。固有振動数に近い刺激に対して自ら揺れを増幅する共振現象が、周期の長短により異なる種類の建物に発生したのである。つまり、2秒の周期に14階建てが共振したのである。
 では、なぜ長周期地震動が起こったのか。その原因は、軟弱な地盤にある。メキシコシティは、巨大な湖を埋め立てて(茶色部分)建設されたため、地盤が軟弱となった。それが地震のエネルギーを長周期地震動に変化させたのである。
 実は、日本でも昭和19年の東南海地震(M7.9)のとき、東京で長周期地震動が記録されていることが分かった。大きな揺れが2分ほど続いた後、ゆったりとした揺れが10分以上続いたのである。そして、周期は、3、4秒前後と、10秒前後に集中していた。
 長周期地震動が起きた理由としては、関東平野の地下に軟弱な地盤があるからだと考えられる。さらに、さらに、太平洋沿岸の震源域の上には、付加体という軟弱な海底地盤が横たわっている。すなわち、首都圏は、長周期地震動が起きやすい環境にあるといえる。
 実は、霞ヶ関ビルディング(昭和43年完成)では、長周期地震動の対策が取り入れられていた。壁の一部に溝をつけたスリット壁と呼ばれるもので、ここから徐々に亀裂が広がることにより、共振のエネルギーを吸収しようというものである。しかし、建設費節約のため普及しなかったという。
 全国の超高層ビルは、約2,500棟あるという。最近、長周期地震動対策として注目されているのが制震ダンパー。筒の内部の油が揺れを吸収する仕組みという。これを建物に複数取り付け、揺れを最小限に抑えようというのだという。最近の超高層ビルには、この装置が取り付けられるようになったが、既存のビルについては、あまり対策は進んでいないという。
 以上が、番組の大まかな内容です。具体的データを駆使して非常に説得力のある番組です。
 ただ、メキシコ地震のはるか以前に長周期地震動の問題は分かっていたのではないかという疑問が生じます。霞ヶ関ビルディング(昭和43年完成)では、長周期地震動の対策が取り入れられていた、というのですから。もっとも、低層マンションに暮らしている一般庶民ににとっては、長周期地震動はあまり影響はないのかもしれません。ゆっくりした長い揺れには強そうですから。
 また、首都圏は長周期地震動が発生しやすいのに、こんなに超高層ビルを林立させていいんだろうか、という疑問も生じました。まさに、砂上の楼閣といった感じですね。そもそも、国造りの根本から間違っていたのではないか、という気がします。極端な一極集中の生み出した弊害といえるのではないでしょうか。
 ところで、番組内ドラマの出演者は「中央防災会議による「巨大地震」の被害想定総額は最悪200兆円、ただ、その10分の1、20兆円の対策費をかければ、被害を半分以下に食い止めることができるという。10年かけて対策を講じたとして国民1人頭、1日43円。高いと見るか安いと見るかはあなたたち次第です」と訴えています。
 既存のビルに制震ダンパーを設置する費用の試算が、番組で24億円と紹介されていたから、全国の超高層ビルの長周期地震動対策費を、そっくり税金で面倒見ようという意味なんでしょうか。そもそも、防災対策費は建設費に含まれているものでしょう。
 番組では、超高層ビル以外の、長周期地震動の想定被害についても、触れていたから、そちらの方の対策費の意味かなとも思いますが……。
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禁じられた避難

証言記録 市民たちの戦争 禁じられた避難〜青森市〜2009年8月12日デジタルBSHi
 太平洋戦争末期、比較的安全と見られていた地方都市にも空襲被害が拡大していた。1945年(昭和)7月14日、空母艦載機100機が青森市を空襲、市内で400人以上が犠牲となった。米軍資料によると、攻撃目標は、操車場、青森港、連絡線桟橋、輸送機関などとされ、石炭輸送に打撃を与え、工業生産を低下させるのが狙いだったことが分かる。
 その結果、身の危険を感じた青森市民の3割が、郊外や田園地帯へと避難したという。 
aomori01.jpg これに対して、県や市は、町を守るべき市民が空襲を恐れ避難したことに危機感を抱いた。青森県知事は7月18日、「家をからっぽにして逃げたり、山中に小屋を建てて出てこないというものがあるそうだが、防空法によって処罰出来るのであるから断乎たる処置をとる」と新聞を通じて警告を発した。 
 青森市も、全員で避難して家が無人になっている場合は、28日までに帰らなければ、配給を停止すると発表した。
 配給を止められると死活問題となるため、多くの市民が帰宅せざるを得なくなった。
 鳴海正子さんも、母親と娘の三人で避難していたが、帰ることにした。当時、中学生だった花田哲子さん方では、子供だけ夜の間避難していたが、それも止めることになった。青森市職員の中には、仙台空襲の体験から、新型焼夷弾の前には消火活動は無力であるから、避難した方がよいと提言する者もいたが実らなかったという。 
 7月27日、米軍は「28日、青森を含む11都市のうち4都市を空襲する」という6万枚の予告ビラを撒き、青森市民に避難を呼びかけた。米軍の資料によると、ビラの目的は、市民を動揺させることにより、戦争の早期終結を目指した心理作戦だったという。(確かに28日の空襲は、14日のものとは明らかに目的が異なっています。つまり、軍需生産に打撃を与えるの目的ではなく、多くの民家を焼き払うことにより、日本国民に厭戦気分を高めようというものです。そのためには、財産を焼失させればよく、命までは奪う必要はなかったといえます。そのために予告ビラを撒いたとも解されますが、それでも、老人や子供など多くの非戦闘員を無差別に殺害することになることは容易に予測できたはずです。このような、無差別爆撃は人道に反するとして、米軍内部にも異論があったようです。) 
 それを読んですぐに避難した人もいたが、米軍の謀略に過ぎないと無視する人もいた。結局、ビラはすぐに回収され、市民の目に触れることは多くはなかったという。 
 翌28日午後9時15分警戒警報発令。正子さんは、母親と娘の三人で地下室に避難。哲子さん方では、父親だけが残るが、他の家族全員で逃げることになった。 
 午後10時37分空襲。62機のB29の大編隊で、それぞれ9トンの新型焼夷弾M-74を搭載していた。このM-74は中に大量の黄燐が仕込まれていた。黄燐は空気に触れると自然発火する性質があり、水をかけると飛散して、乾くとまた燃え出すことにより、被害がさらに拡大するという厄介なものであった。米調査団も、「消防能力を上回った」とその成果を報告している。
 鳴海正子さん一家は、焼夷弾の威力に危険を感じ、1階に上がったところで火に囲まれ、気を失った。正子さんだけは奇跡的に助かったが、母と娘は助からなかった。 
 花田哲子さんは逃げる途中、サーベルを下げた兵隊に行く手を阻まれた。残って火を消せという言うのだ。それを何とか突破して逃げたという。同様の体験をしたという複数の証言があるという。 
 28日の空襲で、青森市街の9割が焼失、1018人が犠牲となったという。空襲から2日後、花田哲子の親戚みんなで行方不明のおじを探したところ、焼け跡から遺体が見つかったという。(ここのところは前半部分と食い違っているようですが、放送ではこうなってます) 

 あと半月で戦争が終わるということが、分かっていたら、そのまま避難を続けたでしょう。鳴海正子さんの残念さが思いやられます。平和のありがたみをつくづく感じました。
 それにしても、偶然の一致でしょうが、28日に期限を設定したのは、まるで空襲を予測したかのようですね。
posted by maro at 01:20| Comment(0) | BS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最大波到達前に多数が帰宅

 群馬大学の片田敏孝教授のグループが、大津波警報が出た岩手県釜石市と、津波警報が出た三重県尾鷲市で、避難所に来た住民の動きを調べたところ、第一波到来から、避難者が減り始め、津波が最大に達した時には激減していたそうです。(2010年3月2日14時27分asahi.comから)
 片田教授は「テレビなどで津波の到達時間や高さはよく見ているが、第2波や第3波の方が大きいことへの警戒ができていない。津波に対する理解をもっと深める必要がある。日本近海で発生する地震津波では時間はない。揺れたらすぐ逃げるなど、自分で判断することが大切だ」と手厳しいですが、実際に発表に問題はなかったのでしょうか。
 以下、時間を追って、NHKのニュースを紹介します。引用(著作権法第32条)としては異例ですが、今回は全文掲載します。

津波の影響 気象庁が会見
2月28日 9時17分
 27日、南米チリの沿岸で起きた巨大地震について、気象庁の関田康雄地震津波監視課長は、28日午前8時半から記者会見し、日本の太平洋沿岸にも高さ1メートルから3メートルの津波が到達すると予想されるとして、まもなく、太平洋沿岸に大津波警報と津波警報を発表する考えを示しました。
 記者会見で関田課長は「きのうの地震によって日本の太平洋沿岸では1メートルから高いところで3メートルのかなり高い津波が予想される。まもなく、太平洋沿岸に津波警報を出すことにしているが、このうち青森県から宮城県の太平洋沿岸に大津波警報を出す予定だ」と述べました。そのうえで関田課長は「津波の高さは沿岸の地形などによっては予想の2倍以上になることもある。また、津波は第2波以降の方が大きくなることがある。大津波警報や津波警報が出たら、高台に避難をするとともに、絶対に海岸には近づかないでほしい」と述べました。
各地の津波到達予想時刻
2月28日 10時23分
 気象庁によりますと、大津波警報と津波警報が出た沿岸の津波の到達予想時刻は次のとおりです。最も早いのは▽北海道の太平洋沿岸東部と小笠原諸島で、午後1時と予想されています。▽次いで、北海道の太平洋沿岸中部と青森県の太平洋沿岸、岩手県、宮城県、茨城県、千葉県の九十九里・外房、伊豆諸島が午後1時半。▽北海道の太平洋沿岸西部と福島県、千葉県内房、相模湾・三浦半島、それに静岡県が午後2時。▽青森県の日本海沿岸と東京湾内湾、愛知県外海、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、種子島・屋久島地方、奄美諸島・トカラ列島、沖縄県の大東島地方が午後2時半。▽伊勢湾・三河湾と、愛媛県宇和海沿岸、大分県豊後水道沿岸、宮崎県、鹿児島県東部、沖縄本島地方が午後3時。▽淡路島南部、鹿児島県西部、沖縄県の宮古島・八重山地方が午後3時半。▽大分県瀬戸内海沿岸が午後4時。▽有明海・八代海が午後5時。▽岡山県が午後6時と予想されています。気象庁は、大津波警報と津波警報が出ている沿岸では海岸や川の河口付近には近づかず、安全な高台に避難するよう呼びかけています。
 また津波注意報が出た沿岸の津波の到達予想時刻は▽北海道のオホーツク海沿岸が午後1時半。▽青森県の陸奥湾が午後3時半。▽大阪府と兵庫県の瀬戸内海沿岸、愛媛県の瀬戸内海沿岸が午後4時。▽山口県の瀬戸内海沿岸が午後4時半。▽北海道の日本海沿岸南部と香川県、長崎県西方、熊本県の天草灘沿岸が午後5時。▽広島県が午後5時半。▽福岡県の瀬戸内海沿岸が午後8時。▽福岡県の日本海沿岸が午後9時半となっています。津波の到達予想時刻はあくまでも目安で、実際にはこれよりも早く到達することがあります。気象庁は津波注意報が出ている地域では海岸に近づかないよう呼びかけています。
“津波 周期長くなる可能性”
2月28日 11時12分
 今回の大津波警報について、東京大学の阿部勝征名誉教授は、「今回、チリで起きた地震は、断層が広い範囲で動いたマグニチュードが8を超える巨大地震だったため、津波は周期が長くなる可能性がある。50年前の昭和35年のチリ地震津波の際には、一度波が押し寄せてから次の波が来るまでの間が最大で1時間かかった。今回も、一度波が押し寄せたあと、次の波が来るまでの時間がかなり長い可能性があるので、波がいったん引いても、油断しないで、警戒を続けてほしい」と話しています。また、「遠くで起きた地震による津波は、湾の中では波が増幅する「共振」とよばれる現象が起きて、局地的に波が高くなる可能性があるので、警戒してほしい」と話しています。
気象庁会見 数時間解除できず
2月28日 18時2分
 各地で観測されている津波について、気象庁の関田康雄地震津波監視課長は28日夕方に記者会見し、「今回の一連の津波は、第1波よりも、あとから到達する波の方が大きくなる傾向がある。東日本や西日本では津波がまだ大きくなるおそれがあり、今後も数時間は警報を解除できる状況ではない」と述べました。そのうえで、関田課長は「避難をしている方々には不便をおかけしているが、警報や注意報が解除されるまでは警戒を続け、海岸には近づかないでほしい」と述べました。
津波 波の高さ以外にも注意点
3月2日 23時31分
 南米チリの沿岸で起きた巨大地震で、日本の港や陸地に押し寄せた津波の映像から、局地的に流れの速さが変化している様子を専門家が分析しました。専門家は、津波は高さだけでなく、流れの速さや強さにも警戒が必要だと指摘しています。
 津波の研究を専門とする東北大学の首藤伸夫名誉教授は、先月28日に東北地方の沿岸などで撮影された津波の映像を分析しました。首藤名誉教授によりますと、岩手県の久慈港などでは、押し寄せた津波は、港の入り口にある防波堤の先端を回り込んだところで急激に流れが速くなっていました。近くに漁船などがあった場合は、流される危険性があるということです。また、宮城県気仙沼市の魚市場の付近では、陸地に流れ込んだ津波が局所的に跳ね上がる「跳水」と呼ばれる現象が確認されました。「跳水」は、下り坂などで水の流れが速いところと、やや速度が落ちる平らな場所との境目で起きるということです。「跳水」の周辺では、流れの速さや向きが急に変わることが多く、人が歩いていれば流されるおそれがあるということです。首藤名誉教授は「昭和58年に起きた日本海中部地震の津波の際も、水の深さがひざ下までしかないのに、流されて亡くなった人がいた。津波は高さばかりでなく、流れの速さや強さにも警戒が必要で、高さ数十センチ程度だから大丈夫と思わず、避難することが大切だ」と話しています。
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なぜ避難しなかったのか?

ためしてガッテン2009年08月26日放送地震!台風!集中豪雨 災害で死なない新技術

 「過去幾度となく、大地震・大津波に見舞われてきた東北・三陸海岸の複数の町を取材。そこで浮き彫りになったのは、意外な事実!!危険を告げるテレビの速報や自治体による避難勧告等の防災情報に接した地域の住民が、その呼びかけに応じて避難などの安全行動をとることは実はほとんどないのです。」

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 2006年11月15日、「千島列島沖でマグニチュード7.9の地震が発生。東北地方の太平洋側を津波が襲う危険がありました。岩手県の釜石市は、海岸付近の住民に対して「避難指示」を発令!(※避難勧告よりも強く避難を促すもの)」

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naze04.jpg 「ところが、実際に逃げた住民はたった9%の世帯にとどまりました。」

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 「その理由は、津波注意報の場合は、予想される波の高さは50センチ程度ということだったから」

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 「しかし、実験によると、50センチの波でも、足をすくわれたと思ったらあっという間に流されました」と危険性を訴えています。
 確かに、津波が来ると分かっているのに海に入っていれば危険でしょう。
 津波到達予想時刻に海岸でサーフィンをするのは自殺行為です。(2010年3月1日01時51分読売新聞より)
 しかし、津波到達予想時刻には自宅にいて警戒しているのが普通です。それでも危険なのでしょうか。
 四日市市防災情報によると、「津波の高さが1mを超えると、木造家屋は部分破壊を起こします。2mを超えると全面破壊です。石造家屋でも津波の高さが8mを超えると、また鉄筋コンクリート建物でも16mを超えると全面破壊をおこします。」ということです。
 一方、気象庁の説明によると、「津波注意報:津波の有無及び程度について一般の注意を喚起するために行う予報。備考:高いところで0.5m程度の津波が予想される場合に、該当する津波予報区に対して発表する。津波が原因で、海岸付近の低い土地に浸水することにより災害が起こるおそれのある場合は、浸水注意報を津波注意報として行う。」とあります。
 以上を前提とするなら、津波注意報の段階ならば、自宅に待機して警戒するという選択はありえるのであり、「ところが、実際に逃げた住民はたった9%の世帯にとどまりました。」というのは、さほど驚くほどの数値ではないように思われます。
 むしろ、「『津波警報で避難勧告』『大津波警報で避難指示』という基準を設けていた自治体が多い。」(2010年3月1日01時51分読売新聞より) という現状からは、津波注意報で避難指示を出したというのは、やや過剰な対応ではなかったかと言う気がします。
 もっとも、今回のように大津波警報(高いところで3m程度以上の津波が予想される)が出た場合には、平地にある木造家屋なら 自宅にいても、必ずしも安心とはいえないので、避難したほうがよい場合もあるでしょう。もちろん、地形からいって全く危険のない場合もあるかもしれませんが……。
 その意味では、「36市町村の34万人のうち、行政が実際に避難所などで確認できたのは、6・2%にあたる2万1000人。」というのは、「自宅にとどまった人のほかに、日曜日ということもあって、買い物やレジャーなどで沿岸部を離れた人も少なくないとみられている。」(2010年3月1日01時51分読売新聞より)としても、やや少ないかなとは思います。
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「津波情報」まだ出てました

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  テレビ画面に鎮座する津波情報の地図、NHKは一夜明けた今朝(2010/3/1(月) 午前 10:12)も画面中央部に出し続けてました。
 さすがに民放は出していないので、どうしてなのか疑問に思いNHKに電話してみました。すると、津波警報が解除されない限り、出さないといけない、とのことです。大津波警報が出ているときは、民放にもしばりがかかるが、津波警報の場合は、NHKだけが義務付けられているようです。
 災害対策なんとか法で、義務付けられているとのことなので、調べてみました。
 すると、災害対策基本法第57条(通信設備の優先利用等)というのがありました。
 「前二条の規定による通知、要請、伝達又は警告が緊急を要するものである場合において、その通信のため特別の必要があるときは、都道府県知事又は市町村長は、他の法律に特別の定めがある場合を除くほか、政令で定めるところにより、電気通信事業法 (昭和五十九年法律第八十六号)第二条第五号 に規定する電気通信事業者がその事業の用に供する電気通信設備を優先的に利用し、若しくは有線電気通信法 (昭和二十八年法律第九十六号)第三条第四項第三号 に掲げる者が設置する有線電気通信設備若しくは無線設備を使用し、又は放送法 (昭和二十五年法律第百三十二号)第二条第三号の二 に規定する放送事業者(同条第三号の四 に規定する受託放送事業者(以下「受託放送事業者」という。)を除く。)に放送を行うこと(同条第三号の五 に規定する委託放送事業者にあつては、受託放送事業者に委託して放送を行わせること)を求めることができる。」
 つまり、特別の必要があるときは、都道府県知事又は市町村長は、津波情報の地図を画面に載せることを求めることができる、ということのようです。
 ちなみに、「大津波警報が発令された青森、岩手、宮城3県の36市町村のうち、「避難勧告」にとどめた青森県大間町と東通村を除く34市町村が、より強く避難を促す「避難指示」を出した。」が、「36市町村の34万人のうち、行政が実際に避難所などで確認できたのは、6・2%にあたる2万1000人。」だったそうです。(2010年3月1日01時51分読売新聞から)
 つまり、「特別の必要がある」のは、わずか34万人で、そのうち実際に避難したのは、2万人ちょっと。なのに全国民は一夜明けた今もなお、津波情報の地図を見続けなければならない、ということになります。
 「津波の恐ろしさを理解させるような教育が必要だ」(上記読売新聞の識者の談話)ということなのでしょうが、「特別の必要がある」地域に限定するなり、表示を邪魔にならない画面下のテロップ方式にするなり、なんらかの工夫はないもんでしょうか、とNHKにお願いしておきました。(効果は期待していませんが)

 警報・注意報の変更・解除時刻は次のとおり
 民放も、午後8、9時位には、まだ地図を載せていたような気がします。テレビを見る気もしなくなったので、早く寝てしまいましたが、午後11時からの録画番組からは「津波情報」は消えてました。掲載基準は、さほど明確には決まっていないのかも知れません。
  28日午後7時1分、大津波警報を津波警報に変更
  1日午前3時6分、すべての地域で警報解除 高知も注意報に
  1日午前10時15分、津波注意報解除

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 28日夜録画していた「ETV特集・選 戦争とラジオ(1)」は無残な状態となっていました。心血を注いだ作品をこのようにされて、制作にたずさわった人たちはどのように感じているんでしょうか?
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続・たき火は禁止?

トコトンハテナ平成21年12月13日放送分 「たき火ができない?」

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 高橋英樹さん「庭の落ち葉集めて燃やしてたら、すぐパトカーが来ましたよ。燃やさないでくださいって。」
 くわばたりえさん「うはははは。怒られたんですか?」
 小原正子さん「(関根秀樹さんに)法律で決まってるわけではないんですか?」
 関根秀樹さん「ないです。」
 小原正子さん「(高橋さんに)止めてくださいといわれても、やだよって言えば。」
 高橋英樹さん「逆らえる?」
 小原正子さん「でも、法律じゃないんだもん!」


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 しかし、都内の生活環境も以前とはずいぶん変わったようで。

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 東京都のチラシでも周囲への配慮を呼びかけている。

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 実際、たき火をするには、消防署に届出をする。煙が上がって地域住民が火災と勘違いしないためという。さらに、環境局にも連絡が必要という。

 ただ、やはり火を燃やすと危険なので、刑法に触れないのかという疑問もあります。
 この点について、自分の物を燃やすのは、刑法上は問題はないようです。
 しかし、そのことによって「公共の危険を生じさせた」ときは、1年以下の懲役又は10万円以下の罰金(刑法110条2項)。
 自分の(人の住んでいない)家や建物を燃やし「公共の危険を生じさせた」ときは、6月以上7年以下の懲役(刑法109条2項)に処せられます。
 さらに、実際に周りの家に延焼させた場合は、3月以上10年以下の懲役(刑法111条1項)に処せられます。(下限が109条2項より軽いのは少し変ですが、110条2項よりは重くなっています)
 「公共の危険を生じさせる」とは、「延焼の危険を生じさせる」ことと考えられているそうです。 
 まあ、いずれにしても十分過ぎるぐらいの注意は必要でしょうね。
posted by maro at 01:10| Comment(0) | トコトンハテナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

たき火は禁止?

トコトンハテナ平成21年12月13日放送分 「たき火ができない?」

takibi02.jpg 「野外でゴミなどの廃棄物を燃やすことはダイオキシンを発生させるとして10年ほど前から全国で禁止されているそうです。ではたき火はできないんでしょうか?色々聞いてみると実は例外もあるようです。」
takibi02.jpg 東京23区では、杉並・渋谷区だけが禁止している。ただ、たき火禁止が明文で規定されているわけではなく、禁止されている「廃棄物」に含まれるからという。(ただし、後述するように、この解釈には無理があるようだ。) 
takibi02.jpg たき火が見られなくなったのには、ダイオキシン類対策特別措置法(平成十一年七月十六日法律第百五号)が大きく影響しているという。(ただし、この法律は国・地方公共団体・事業所の義務を定めたもので直接国民を規制するものではない)
takibi02.jpg この法律により、公共団体のごみ焼却場ばかりでなく、事業所の小型焼却炉もダイオキシン排出が厳しく規制され、ダイオキシン排出量は激減した。
takibi02.jpg しかし、そればかりでなく、今や野外でやたら火を燃やさないというルールとして定着し、それによって多くの人が「たき火もダメ」と思うようになったのかも知れない、という。 
takibi02.jpg高橋英樹さん「落ち葉からダイオキシンてどれくらい出るんでしょう」
関根秀樹さん「ほんのわずかですよね。人間は200万年ぐらい前からずっとたき火を続けてきているが、それで害があったという話は聞きませんね。90年くらいから、アウトドアライフをやっている人たちからも、たき火をやると、地面のバクテリアが死ぬからよくないという話も出てきました。」
高橋さん「環境優先というのは分かるけど、そのためには他にやることがいっぱいあるでしょうね。」
関根さん「環境のためなら、死んでもいいという人がいるんですよね」
 高橋さん、爆笑。
 (関根秀樹さんは2010/2/14放送の
トーキングウィズ松尾堂「火を語る」に出演して、火の魅力について熱く語っておられました) 

 野外での焼却は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律により規制されているようです。
 「焼却設備を使用せず廃棄物を焼却する野外焼却は,廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下「法」という。)により庭先でのたき火,キャンプファイヤー,農業者が行う稲わら等の焼却など一部の例外を除き禁止されています。」という(
仙台市のホームページから)
(焼却禁止)第16条の2 何人も、次に掲げる方法による場合を除き、廃棄物を焼却してはならない。
1.一般廃棄物処理基準、特別管理一般廃棄物処理基準、産業廃棄物処理基準又は特別管理産業廃棄物処理基準に従つて行う廃棄物の焼却
2.他の法令又はこれに基づく処分により行う廃棄物の焼却
3.公益上若しくは社会の慣習上やむを得ない廃棄物の焼却又は周辺地域の生活環境に与える影響が軽微である廃棄物の焼却として政令で定めるもの
法施行令第14条(焼却禁止の例外となる廃棄物の焼却)
1  国又は地方公共団体がその施設の管理を行うために必要な廃棄物の焼却
2  震災,風水害,火災,凍霜害その他の災害の予防,応急対策又は復旧のために必要な廃棄物の焼却
3  風俗慣習上又は宗教上の行事を行うために必要な廃棄物の焼却
4  農業,林業又は漁業を営むためにやむを得ないものとして行われる廃棄物の焼却(稲わら・枝条等の焼却)
5  たき火その他日常生活を営む上で通常行われる廃棄物の焼却であって軽微なもの(たき火・キャンプファイヤー等)

 以上のように、政令に、たき火が、禁止される「廃棄物の焼却」に含まれないことが明記されている以上、前述の杉並・渋谷区の解釈(番組で紹介されているとおりだとするなら)は成り立たないと思われます。
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羊のにおいの秘密

ためしてガッテン2008年12月17日放送超美味!ラム肉の魅力新発見

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 港町の函館でラム肉をあまり食べない人たちに、ラム肉、牛肉、豚肉のにおいをかいでもらい、臭いと感じたら手を上げてもらう実験を行いました。すると、ラム肉は3つの肉の中で最も悪い評価になりました。食べ慣れてない人ほど、ラム肉独特のにおいに強い拒否反応を示したのです。(具体的な数値では、ラム肉と豚肉には、さほど大きな差はないようだが……)

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 今度は、さきほどの函館の皆さんに、何の肉かを知らせずに同じ実験をしました。すると1人は拒否反応を示したものの、他の人は、最後まで臭いとは言いませんでした。ラム肉だと知らなければ、においが気にならないのです。(具体的な数値は示されていないが、図によると、ラム肉は牛肉と並んで1位に上昇している)







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(具体的な感想も、極めて好評だ。)

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 続いて、ラム肉に対して何の先入観もない3〜4歳の子どもたちで同じ実験をしました。すると、誰も拒否反応を示しません。ラム肉に先入観がない子どもたちは、ラム肉のにおいを臭いとは思っていないようでした。
 これらの実験を通してわかったことは、ラム肉であることを知っているかどうかで感じ方がまったく違うということです。私たちのニオイの認識は、先入観などの影響を受けやすいと考えられます。
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意外!加齢臭の真実

ためしてガッテン2009年01月28日放送 お風呂大変身!超快感・安全入浴術

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 家族から臭いといわれお父さんはツライ。

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 加齢臭は、皮膚を覆う皮脂の一種が原因とされています。皮脂がどこから出ているのか詳しく調べた結果、胸と背中の中心付近から特に多く出ていることが分かりました。しかし皮脂には、肌を乾燥から守るという大事な働きもあるため、取りすぎてもよくないのです。

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 野々村真さん、顔をしかめて、ビンに入ったノネナールに鼻を近づけ、「ああ、これこれ」(臭いといっている訳ではない)

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 左隣に座っている山本陽子さん。いきなり顔をそむけて「ああ、もう臭ってきている。なんかカメムシみたいな匂いがする」(嗅いでみた訳ではない)
 右隣に座っている山瀬まみさん、「ああ、なんか来てる」(嗅いでみた訳ではない)
 加齢臭の直接の原因は、皮脂が古くなって酸化したり微生物に分解されることで出るノネナールという物質です。皮脂そのものからではなく、皮脂が古くなることでにおいが発生するのです。

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 加齢臭の簡単撃退法は、わずか1分のシャワーを朝に浴びることです。体をこすって洗う必要はなく、胸と背中に30秒ずつただ湯をあてるだけです。これだけでも、古い皮脂がきちんと減ることが、実験によって確かめられました。
posted by maro at 00:34| Comment(0) | ためしてガッテン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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